CP+レポート:オリンパス「OM-D E-M10」他

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オリンパスブースでは、新製品の「OM-D E-M10」の他、各種レンズとそれらの使いかなどの説明を受けた。

M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mmF3.5-6.3 EZ」を装着した「OM-D E-M10」。35mm換算で24-100mmの電動ズームレンズで、「OM-D E-M10」に内包された3段階の電動ズーム速度調整機能にてコントロール可能。一眼動画や狭い場所などでのズーム操作などに優れ、広角から望遠までの使い勝手の良いレンズ。レンズキットには同社が電動式パンケーキズームレンズと呼ぶ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」がセットとなる。こちらは沈胴式の電動ズームレンズで、収納時のコンパクトさが特徴。

防水、防塵機能がないなど、E-M5やE-M1などと比較してコスト削減のために機能が見劣りするように言われていたが、三脚穴がレンズ光軸に沿うようになるなどカメラとしての基本はむしろ改善されている。各種操作ボタン、ダイヤルなども使いやすくなっており、初めての一眼カメラ、Penシリーズからのステップアップにも最適な一台と言えるだろう。コスト削減されている分、本体価格もE-M5やE-M1の売り出し価格よりも低く設定されている。こなれてきたら他のレンズマウントを持っている人でもサブ機として手を出しやすいかもしれない。


最後に紹介してもらったのが「9mm f8 フィッシュアイ ボディキャップレンズ」。こちらは、35mm換算で18mmのボディキャップレンズ。普段はボディキャップとして使用し、レンズ装着の時間が無い時にもすぐに一枚撮影するといった使い方が出来る。また無限遠の設定があるので、天体写真なども手軽に撮影できるという事だ。E-M10のほかE-M1などもiPhoneとWi-Fi連携でき、画像の転送やワイヤレスレリーズ、シャッターなどの操作が可能。