フォーカルポイントが発売する「OtterBox Preserver for iPhone 5s/5
」は、指紋認証に対応したIP68準拠の防水・防塵・耐衝撃ケースだ。
「OtterBox Preserver for iPhone 5s/5
過去の防水ケースに多く見られた事として、画面保護のフィルムとiPhoneの画面の間にわずかな隙間が生じて、それが操作に違和感を生じてしまうケースがあったが、「OtterBox Preserver for iPhone 5s/5
」があれば安心して使用することができる。また、飲み会などでは、テーブルの上からiPhoneを落としてしまったり、飲料をこぼしてしまうなどのアクシデントも多くなるが、こういったケースに入れていれば安心だ。
カメラのレンズ、フラッシュ用のLEDも使用できるよう処理されており、一般的な使用、品質の範囲では問題ないレベルで写真撮影、動画撮影も行える。ボリュームボタンでのシャッターは力を入れないと動作しにくいので、実用的ではないかもしれない。無理に押し込むとブレてしまう恐れがあるだろう。
装着方法は、ケースにiPhoneをしっかりと入れた後で、フタ（バックパネル）をはめ込む方式。取り出す時はケースコーナーの溝の部分にコインなどを差し込んで外す感じ。はめる時には、四隅やその他浮いている部分がないように、しっかりとはめ込む。バックルで留めたりする機能は省かれているので、その分しっかりとはまっているか確認してから使用したい。
実際に水中に入れてみたところ。アウトドアで想定される浅い川や水たまりに落としてしまうシーンをイメージしているが、この程度ではもちろん浸水もせず、水中でのある程度の操作も行える。
雨の中でも、フリックやアイコンのタッチなどの操作は行える。水滴が付着している事で、ソフトウェアキーボードを正確に素早くタイプするなどの操作はしにくくなってしまうが、アプリの起動やフリック操作などはやや操作性は落ちるものの問題なく行える。もちろん、指紋認証も行えるが、こちらはより精度が落ちてしまうようだ。何回も認証をやり直す事を求められる場面が発生した。
IPX8相当の防水性能があるおかげで、流水による洗浄や波や流れのある（水圧がかかる）場所でも防水性能は保たれる。ただし、水深2mでの防水はおそらく静止状態での防水性能であるはずなので、水深2mで激しく動かしたり、強い波を受けたりすると、浸水してしまう恐れもあるので、注意が必要だろう。（通常はマージンが設定されているので多少であれば大丈夫である可能性もあるかと思うが）
前モデルに引き続き、ケースに収納した状態で充電ケーブルやイヤホンを差して使用することができる。しかし、その際は防水性は失われるので、音楽や通話等は「JayBird BlueBuds X
もはや、スマートフォンをはじめとする携帯電話には防水性能は必須と言っても良い機能となっており、iPhoneの唯一のデメリットとして防水性能が無いと言う事が指摘されているほどだが、このケースを使用する事で、防水性能だけでなく、防塵、耐衝撃性能が得られるので、落下等の衝撃で傷がついたり、画面が割れてしまう事も防ぐことができる。防水ケースというと、無骨でかさばるデザインになってしまい、せっかくのスマートなデザインを損なってしまうものも多かったが、「OtterBox Preserver for iPhone 5s/5
