ボーズ株式会社が主催した「ボーズ製品体験会」に参加しました。
今回、主に紹介されたのは、新製品である「Bose QuietControl 30 wireless headphones」などのノイズキャンセルヘッドホンと「Bose SoundTouch 10 wireless music system」をはじめとするBose SoundTouchシリーズなどでした。
「Bose SoundTouch 10 wireless music system」は、Bose SoundTouchシリーズで最もコンパクトなモデルで、シングルドライバー(モノラル)ながらパワプルなサウンドが楽しめます。Bose SoundTouchシリーズの特徴としては、Spotifyに対応してプレイリストをハードウェアボタンに割り当てて再生できるというものです。その他にもBluetooth接続や3.5mmのステレオミニジャックの外部入力より再生されるプレイヤーなどを割り当てて好みのプレイリスト、音源を再生することができます。
また、同じWi-Fiネットワーク内のBose SoundTouchシリーズを登録して、ネットワークスピーカーとしてマルチポイント再生が行えます。
設定は、スマートフォンアプリから簡単に行えます。一度設定してしまえば、Bose SoundTouchシリーズ単体で動作しますので、設定したスマートフォンの持ち主が外出しても、変わらず全ての機能が使用できます。
ラインナップはドライバーの数や大きさなど機能によって3種類。ワンルームや一般的な1LDKマンションなどでBGMとして鳴らしておくといった使い方なら「Bose SoundTouch 10 wireless music system」でも充分なパワーを感じました。
もう一つ、注目の新製品は「Bose QuietControl 30 wireless headphones」です。QuietComfortシリーズは「QuietComfort 2」から使用しており、そのノイズキャンセル性能には信頼を置いているのですが、「Bose QuietControl 30 wireless headphones」は、QuietComfortシリーズの強力なノイズキャンセリング性能に加えて、その効き具合をスマホアプリによって調整できる機能を内包しています。
耳にフィットするイヤーピースにより遮音性もそれなりにあるので、ノイズキャンセルを最小にしても音楽再生にはほとんど影響を与えません。ノイズキャンセルを最大にすると音楽の再生を停止した状態でもかなりの静粛性を発揮します。また、形状は近年流行しつつあるネックバンド型で、インイヤータイプのイヤホン、ヘッドホンでありながら、耳に負担をかけずに多くの機能を盛り込むことを実現しました。
「Bose QuietControl 30 wireless headphones」に関しては、別途レビューのために評価機をお借りすることにしましたので、こちらも別途レビューとして公開予定です。
その他、防滴仕様でイヤホン装着状態で心拍数を計測できるスポーツ用イヤホン「Bose SoundSport Pulse wireless headphones」などユニークな製品もありました。全体としてボーズらしいパワフルなサウンドを実現しつつも、最近のトレンドとして求められている機能をとりこんだ魅力的な製品がラインナップされていると感じました。