「Wildo camp-a-box」は、大小のトレーとカップ(ボウル)、ザル/水切りとしても使えるまな板、スポーク、調味調入れをコンパクトに収納する事が出来る食器セット。
キャンプ等のアウトドアでの食事、非常時の炊き出しなど、必ずしも自分で調理したものだけを食べるという訳ではない。大人数でのキャンプ、炊き出しなどでは、大きな鍋等で作った料理を給仕してもらったり、切り分けられた食品を受け取るための食器が必要になる。既に各国の軍隊などでは、飯盒やメスキットと呼ばれる食器セットは、個人で調理するためではなく後方で調理された食事を配膳するための食器として使うようになっている。
「Wildo camp-a-box」は、スウェーデン製の個人用食器セットで、容器のフタとなる大皿(大トレイ)、容器の一部が窪んで持ち手となっているメイントレイ(中皿)、スープ、シチュー等を取り分けることができるボウル(大カップ)、お茶やコーヒー等を入れるククサ(小カップ/伝統的なウェーデンのコップ)、水切り用の穴が空いているまな板、3種類のスパイス・塩等が入れられるシェイカーがセット。スプーンとフォークの機能が一緒になったスポークには、ナイフとして使える刃もついている。
まな板などは、キャンプ等で各自に割り当てられた食材を切る等の調理にも使える他、大きく切り分けられた肉等を食べやすく切るためにも使用できる。スポーク付属のナイフは、ハムやソーセージ、チーズ等を切るには向いているが、一枚の肉を思い通りに切り分けるには向かないかもしれない。皿やボウルには、ビニール袋を被せて使用すれば、食器洗浄も不要で片付けも楽だ。 シェイカーには、塩やコショウのほか、好みによって七味唐辛子などを入れても良い。飲み物に砂糖が欠かせない人は、砂糖やクリームなどを入れても良いだろう。
ラインナップは、ミリタリーチックでクールなブラック、オリーブグリーン、ライトグレー、デザートなどと、カラフルで可愛い色あいのレッド、ライトブルー、ピンク、シリンガ、ブルーベリー、ニューオレンジ、レモン、ライムの12色。
キャンプなどでは、味気ないステンレスやアルミの食器の人にオシャレさで差を付ける事も出来、万一の非常時の際でも、気分が晴れやかになる期待も持てる。
総重量は約250g。ボリプロピレンやナイロン製なので、軽量だが耐熱性では金属食器に劣る。とはいえ90°程度までは大丈夫だ。