フロンティアファクトリー、世界で使えるデータ通信SIM「GIG Sky」を年内に発売

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フロンティアファクトリーは、世界で使えるデータ通信SIM「GIG Sky」を年内に発売すると発表した。

今まで、海外で携帯電話およびデータ通信を行おうとすると、携帯会社のローミングや携帯電話のレンタル、現地キャリアでSIMを契約などのハードルがあった。しかし、SIMフリー端末にて「GIG Sky」を使用する事で、現地でのSIM契約等をせずに簡単にデータ通信を行うことができる。

GSM/W-SDMA対応のプリペイド式SIMカードで、欧米、アジアなど世界70ヵ国以上をカバー。SIMフリーのスマートフォンやタブレットが必要で、データ容量に応じたサービスメニューを購入する事で、現地の主要キャリアネットワークを使ったデータ通信が可能になる。米国であれば、AT&Tのネットワークで、175MB/3000円/7日間、300MB/4200円/14日間、500MB/6000円/30日間という3つのメニューから選択する。

GIG SkyのChiris Hansel氏「飛行機を降りたら、現地キャリアの回線をすぐ使うことができる。入国した後の最初の10MBは無料なので回線状況をみてから契約するかどうか判断できる。プリペイド式なので予算を超えることはない。2014年1月には世界120ヵ国に拡大する予定だ」。

SIMカードはiPhone 5SやiPad Air/iPad mini用のnano SIMと、それ以外のスマートフォン、タブレット用のmini/micro SIMの2種類。iOS版とAndroid版のアプリが用意されており、データプランの購入(チャージ)などが行える。価格は2,480円。当面は発売記念価格の1,480円で販売するとの事。

 

もちろん、日本在住者が日本国内でSIMフリー端末を使用すれば、データ通信を使うことができる。普段Wi-Fiで使用しており、Wi-Fiが無い場所でデータ通信を使用したいと言う場合には、うってつけなサービスと言える。日本においては、NTTdocomoの回線を使用し、LTEではなく3G通信となる。サービスインまでには、それぞれの価格帯あたりで使用できるデータ通信量を増やしたいとのコメントも得られた。

 

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