寒い冬に最適な、発熱するアンダーウェア「ブレスサーモ」
ミズノの吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用したアンダーウェア、その他衣服や寝具は、寒さの厳しい状況下で威力を発揮する。
ブレスサーモ配合9%のエブリ(チャコール)、配合10%のライト(グレー)
エブリは、街着にも使える薄手バージョン。ライトは、低山岳や寒さの厳しい真冬など。
中厚手、厚手などもあり、それらは中高山などで効果的な暖かさを提供してくれるだろう。厚手のものはウール混紡でヒマラヤ登山隊でも使っているとか。
ヒートテックは、ポリエステル34%、レーヨン34%、アクリル27%、ポリウレタン5%とレーヨンの比率が高く、運動して発汗が多い場合吸水率が飽和して逆に冷えてしまう恐れがあるが、ブレスサーモなどの機能性下着では、吸水はするが、発散も行うので肌は快適に保たれる。もちろん、ゴアテックスなどの透湿素材のアウターを着ている事が望ましい。
冬期の避難生活は、移動(会社や自宅への帰宅、被災地からの脱出など)も伴うので、汗などの水分が飽和してしまうものは避けたい。避難所などにおいても、それほど運動しない場合であっても食事時などは室温が上がり、就寝時や明け方、昼間など所用で避難所を出る人が増えた場合などはむしろ寒くなるなど、ある程度寒暖の差も出てくるので、発汗とその汗が冷えるなどの現象が発生する可能性もある。また、長期の避難生活などで着替えがしにくい場合でも、体臭をある程度抑えてくれる機能があるのも嬉しい。
このような機能性下着を使用するメリットのもう一つは、寒い冬の場合、ある程度の重ね着をする必要があるが、それでも1枚少なくできるので、着膨れせず、スマートなシルエットを保つことができる点だ。見た目がスマートというだけでなく、動きやすいので機敏な動作も出来る。走ったり、時には激しい運動が伴う避難時にも、最適だろう。