Cloud Days Tokyo / スマートフォン &タブレット 2013春レポート
「Cloud Days Tokyo 2013」および「スマートフォン &タブレット 2013」を取材した。
ニフティクラウドブースのエスキュービズムコーナーでは、iPad miniを使用したPOSレジシステム「Orange Handy」を展示。自前サーバの他に、クラウドサービスを使用する事も可能。最小構成で40万円〜ECサイトとの連携を行う場合140万円〜で利用可能。(ハードウェア費用別途)
インタフェースデザインのカスタマイズなども別途対応可能との事。
富士フィルムイメージングのブースでは、同社の「GT-Document」技術を使用したコンテンツ変換ソリューション「InfoMesh(ニューソン株式会社)」が紹介されていた。
現行システムのゲートウェイに設置する事で、専用のスマートフォンインタフェースを設け、必要なファイルのみにアクセスするなどの利便性を向上させたり、セキュリティを確保する事が可能。
PDFやMS office書類、一太郎書類など、スマートフォンで直接閲覧できない(しにくい)ファイルを、体裁を保ったままJPGデータに変換する。キャッシュも残らないので、セキュリティも確保されている。
シマンテックブースでは、クロスプラットフォーム・マルチアプリケーション用のモバイルアプリケーション管理ソリューション「Symantec App Center」が展示されていた。
iOSでは困難とされていた業務用のアプリ管理やMDM機能などを提供するソリューション。個人所有のiOSデバイスにも社用アプリを配布し、紛失や退職などのタイミングでリモートで該当アプリのみを削除する事が可能。
その他に、リモートワイプや端末追跡などの機能も提供する(MDM機能契約時)。MDM付きの契約で約9,000円/月。MDM無しの場合で約5,000円/月。
レッドフォックス株式会社の「GPS Puch!」は、iPhone、Androidに対応した位置情報連動スタッフマネージメントツール。直行直帰などのワークスタイルに対応して、スマートフォンで「出勤」「退勤」「作業終了」などの業務連絡が可能。
トラブル対応などの場合、現場近くのスタッフを対応に向かわせるなど、効率の良いスタッフ配置、作業指示を行える。
トマトランド株式会社ブースでは、iPadなどのタブレット、スマートフォンを展示したり携帯するためのホルダーなどを展示していた。それ以外にもキオスク端末化するためのスタンド、フレームなども取り扱っており、ビジネスで使用する用途での各種周辺機器、ホルダーが多く展示されていた。
ASUS(エイスース)ブースでは、ディスプレイが分離してタブレットとしても使用できるネットブック「VivoTabシリーズ」や、スマートフォンをタブレットに早変わりさせるディスプレイ付きドッキングステーションとセットになった「Padfone2」などが紹介されていた。
主に、ビジネス用途として、1台あたりのコストは他の機種よりも高額になるものの、スマートフォンとタブレットの2つを購入、2つの回線契約するよりも低コストでスマートフォン、タブレットを導入できるほか、タブレットが必要な場合のみタブレットドッキングステーションを用意すれば良いなど、効率の良い機器運用が可能。